浴室壁の下部に膨れが出ている時は、壁が腐食してサビが発生している状態。
そのまま放っておくと、サビはどんどん侵食し、壁に穴が開いてしまいます。

膨れを見つけたら、早急に対処されることをお勧めします。

鋼板壁が仕上げ下に出来たサビで膨らんでいる状態(表面は塩ビシートで覆われています)

補修方法

① 壁の膨らんでいる部分を除去します。

② 錆が進行して穴が開いた部分にバックアップ材を詰めて補強します。

隙間を埋めるようにバックアップ材を詰めてボンドで固定します。
穴部分にボンドを充填し、巾木を貼るためのボンドも塗布します。

③ 3mm厚の発泡樹脂パネルを巾木状に圧着します。

サビ処理部分に巾木を貼り付けます。

④ 水が入らないよう、巾木の端部にコーキングを打設して完成です。

コーキング打設箇所に養生(マスキング)をします。
巾木工事 完成

こちらの工事は半日程度で終了し、費用も3万円~となっておりますので、気軽にできる補修方法として人気です。

壁下部の「膨らみ」が気になり始めたら、是非こちらの補修方法をご検討ください。