カバー工法を駆使し、既存のドア・ドア枠を壊さずに折れ戸に交換しました。

現状、浴室内にドア枠がある状態で設置されてあり、枠を壊しての撤去・復旧は大掛かりで費用もかかります。
そこで、壊さずに新設できる『カバー工法』で折れ戸に交換させて頂くことになりました。
ついでに古くなった浴室内もキレイにされたいというご要望でしたので、壁・天井には化粧パネル、床には浴室床専用のCFシートを貼りました。

交換前の引き戸

まず、既存の開き戸本体を取り外し、現状の枠の内寸に合わせて新設枠をカットします。

新設枠の寸法チェック

寸法通りに加工し、四方に新設枠をはめていきます。
既存の枠を壊さないので、漏水の心配もありません。

四方枠が収まった様子

既存の枠を化粧パネルで仕上げるために、下方のレール枠にアングル金物を被せてフラットにします。

レール枠にアングル金物を被せている様子

ひとまず、カバー工法で折れ戸は完成しました。
最終の仕上げで、残りの枠も化粧していきます。

カバー工法 折れ戸 完成

壁には化粧パネルを貼らせて頂きましたので、残りの枠部分をパネルで隠す形で仕上げ、キレイに収まりました。

完成(上部)
完成(足元)
完成(脱衣場側)

既存のドアを壊さなくても、新設枠でカバーして設置出来ますので、短時間でお手軽簡単。
ハツリ作業がないため、騒音等や粉じん等があまり出ないのが嬉しいですね。
どんなドアでもカバー工法であれば交換可能ですので、お困りの際は是非とも『バスシステムデザイン研究所』までお問い合わせください。