こんにちは。
関東支店施工グループの川村です。
今回は、少しイレギュラーな
床シート貼りのお話です。
目次
タイル貼りステンレスタイプの床シート貼り
施工前
少し古めの、
床がタイル貼り、ステンレスタイプの浴室です。
一見タイルの剥がれなどがなく異常が無さそうに見えますが、
踏むとタイル下から水が湧き出てきます。
タイル目地の劣化が原因で、水が浸透してしまっていました。
このまま放置しておくと、いずれタイルは剥がれてしまい、
足の裏を怪我したりなど、さまざまなリスクがあります。
タイル剥離
通常私たちが行うタイル面の床貼りは、
タイルの上から貼るのが主流ですが、
このように下に水が回ってしまっている場合は、
タイルを剥離をしてから下地を作って床貼りを行います。
タイル剥離後です。
既存ボンドの残りは床を貼る際の
不陸(凹凸)に影響してしまうので
なるべく平に調整してから床シートを貼ります。
施工後
ボンドで床シートを貼り付けたら周りをコーキングして完成です。
床シートはうれしい機能がいっぱい!
床シートはタイル床に比べて、足元のひんやり感も解消され、
滑りにくく安全性も高いです。
さらに、汚れのつきにくさや掃除のしやすさなども優れています。
また、床シートだけの場合は基本的に1日で工事が終わる場合がほとんどなので、
翌日にはお風呂を使用していただけます。
浴室全体のリフォームは厳しいけれど、部分的なリフォームを行いたい!
とご検討されている方、ぜひ弊社に一度ご相談ください。
執筆者 : 川村