浴室タイルの入れ替えと塗装の判断基準とは?

浴室のタイル汚れや小さなひび割れが増えてきてしまい、自分で塗装をしてみようと考えているなら、ちょっと待ってください。
タイルの状態によっては張り替えが必要ですし、塗装で済んだとしてもプロの対応が必要不可欠です。

今回は費用の相場や塗装または張り替えの基準についてご紹介していきます。

 

浴室タイルをリフォームする際にかかる費用

浴室タイルをリフォームする場合、部分的な補修であれば3万円程度の費用となります。
さらに一般的な浴室の広さで、床・壁と全面張り替えを検討するなら、床で7万円程度、壁で15万円程度の金額です。
この費用は浴室の広さや下地の劣化具合などによっても変動します。

張り替え作業はだいたい2~3日程度かかりますので、時間もそれなりにかかることを忘れてはいけません。

あまりに状態が酷いのであれば貼り換えを検討しても良いでしょうが、多少傷やヒビが目立つ程度なら、塗装を選択肢に加えてみましょう。

 

浴室のタイルを塗装するか入れ替えるかの判断方法

浴室のタイルを塗装するのか入れ替えてしまうのかは、浴室内の破損状況が大きく影響します。
塗装で済む場合と、入れ替えが必要な場合とで比較してみましょう。

塗装の対応で済む場合

タイル塗装で済む場合というのは、タイルが浮いたり剥離しかかっているかどうかがカギです。
もし、タイルが落ちそうになっていたり剥がれたりせず、タイルのヒビ割れ程度であれば、塗装で済む可能性は非常に高いです。

塗装で済むのなら、張り替えや入れ替えのようなリフォーム費用が発生したり、時間がかかったりということもありませんので、時間的にも費用的にも負担は少なく済みます。

入れ替えが必要な場合

一方、浴室内のどこかに大きな破損、亀裂、タイルの剥離がある場合は、塗装で済まさずにしっかりとリフォームを検討しましょう。

破損部分に水が入り込んでしまえばそこから腐食が進み、住宅を傷めてしまう大きな原因になりかねません。
こうした傷みが原因でシロアリが湧いてしまい、二次被害に発展することもあるので、見つけたら早めに対処しましょう。

大きな亀裂や破損は塗装だけでは補修できませんので、化粧パネルを貼るか、入れ替えなどのリフォームが必要になります。

 

浴室のタイルを塗装する方法

実際に塗装をする場合、業者の方はスプレーガンの塗装で、ムラなく均一に塗装します。
綺麗に塗装された後のタイルは、張り替えたように綺麗な状態になり耐久性もぐっとあがりますので、塗装で済むのなら取り入れたいものです。

こうした塗装で重要になってくるのが下地の処理で、カビの除去や適切な工程を重ねて、塗装を実施していきます。
スプレーで塗装すると聞くと簡単そうに見えますが、タイルの塗装は非常に難易度が高く、専門知識はもちろん、技術が必要です。
自分で実施すると直ぐに塗料が剥がれてしまいますので、専門業者への依頼をおすすめします。

 

浴室のタイルリフォームは塗装でも可能かチェックしよう

浴室のタイルは多少のヒビ割れくらいであれば塗装で十分耐久性や美観を維持できますし、気分転換にカラーチェンジをすることも可能です。
カビや水分も残りにくくなりますので、清掃もしやすく、長く清潔な状態を保ちやすくなるのがポイントです。

しかし、大きな破損や亀裂といった傷がある場合は、早めにリフォームや入れ替えなどを実施しないと浴室以外の部分にも悪影響が出てしまいます。

バスシステムデザイン研究所の浴室リフォームなら、高い技術でパネリフォーム®やヌリフォーム®といった適切な補修対応をしています。壊さないので廃材もほぼ出さず、環境にも優しい工法です。
ぜひ検討してみてください。

 

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