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技術・性能向上への取り組み

ATTEMPT 浴室専用の弊社オリジナル塗料
『エコバスコート』

『エコバスコート』の特徴

  • JIS認証
  • JAS認証
  • 特定悪臭物質 5物質の臭気分析2.5以下をクリア
  • ホルムアルデヒド拡散等級(F☆☆☆☆)
  • 揮発性有機化合物の不含有証明書取得(塗料・硬化剤・希釈材すべてに該当する)
  • UR都市再生機構 浴室塗装工法・材料として採用

『エコバスコート』完成に至るまで

弊社の塗料は、日本ペイント・インダストリアルデザインコーティングス(株)様にて調合していただきました、浴室専用の2液型アクリルウレタン塗料(油性)です。
悪臭防止法(濃度による規制)の特定悪臭物質22物質のうち、塗装工程に係る5物質で臭気強度「2.5以下」を目指して開発を行いました。臭気強度は、0~5の6段階で表します。
6段階臭気強度表示法
  • 0:無臭
  • 1:やっと感知できるにおい(検知閾値)
  • 2:何のにおいであるかわかる弱いにおい(認知閾値)
  • 3:楽に感知できるにおい
  • 4:強いにおい
  • 5:強烈なにおい
「2.5」は厳しい数字ではありましたが、強い臭気を放つ対象5物質を物理的に配合しないことで、数値をクリアすることができました。
配合しなかった5物質の代わりに、臭気の少ない物質で補う必要があり、臭気測定のクリアと仕上がりや作業性の低下などを防ぐという課題に対し、長い期間をかけて配合・調合を変えながらテストを繰り返しました。
試作品で実際に吹付塗装を行い、作業性・硬化時間・硬度・耐性・ツヤ感・仕上がりなどの項目をチェック。
その度に調合し直し微調整を行い、2年ほどの研究期間を経て完成した、こだわりの塗料です。

様々な試験を行った結果

  • VOC放散試験 (揮発性有機化合物)
  • ガスクロマトグラフ質量分析(臭気強度測定)
  • 水質成分試験
臭気測定においては、2つの測定機関に依頼し、いずれも「2.5以下」をクリアしました。
水質成分試験においても、健康被害を及ぼす基準値をクリアしました。
その他、塗膜強度(衝撃)試験やチャンバー法による臭気測定試験など様々な試験を行い、いずれも基準値をクリアしております。
その結果、『エコバスコート』は安心・安全な塗料として実証され、(株)バスシステムデザイン研究所は 『エコバスコート』を使用した浴室塗装 『ヌリフォーム』指定工法として、それぞれUR都市再生機構に採用されました。(2017年採用)
※補足
水質成分試験は、浴槽吹付塗装後7日間経過した浴槽に水を溜め、2時間程度放置した水を採取する方法にて実施。試験項目は一般細菌・臭気・大腸菌・有機物・pH値・色度・濁度・塩化物イオンなど。
検査対象の特定悪臭物質5物質は、トルエン・キシレン・酢酸エチル・メチルイソブチルケトン・イソブタノール。(チャンバー法にて測定)
※UR都市再生機構に採用されている工法名は「浴室ユニットバス吹付け塗装工法」です。

TECHNOLOGY 技術の向上

エコバストレーニング

エコバスリフォーム®の技術力を高めるため、弊社では現場だけでなく社内でもトレーニングを行っております。
社内にトレーニングブースを設け、実際に使用されている浴槽などを用いて、より実践に近い形での指導を行っております。
高い技術を必要とする吹付塗装やFRPライニング補修、化粧フィルム貼りをはじめ、コーキング打設やパテの打ち方、水栓の脱着など、多岐にわたるエコバスリフォームの技術を習得するために、日々トレーニングに励んでおります。

※ FPR:fiber(繊維) reinforced(強化された)plastic(プラスチック)の略称で、繊維強化プラスチックの総称。
※FRPライニング補修:ガラスクロスなどの繊維状のものをポリエステル樹脂などで固める工法。浴槽の亀裂補修などに使用されます。

新商品の開発

エコバスリフォーム®で出来ることは、まだまだ広がっております。
こんな商品があれば・・・というお客様からの貴重なご意見・ご要望を真摯に捉え、実現に向けて社員一丸となって日々研究開発を行っております。
今まであまり注目されてこなかった、手軽な浴室リフォーム方法。リフォームブームの煽りを受け、ここ数年で内装資材メーカー様各社より「浴室リフォーム専用」の資材が数多く販売されるようになりました。
浴室リフォームの専門会社として20年以上の実績がある弊社のノウハウをご提供し、メーカー様と共同開発しました資材も数多く取り揃えております。

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